グラミー賞2021！BTSが渡米しなかった理由とは？

アメリカ音楽界の最高の栄誉とされるグラミー賞はその年の最も優れたレコードアーティストを部門別に表彰するために設けた賞で、この授賞式が毎年1度だけ行われ注目を集めます。

いわば音楽の祭典なので例年であればたくさんのアーティストが集まり、名だたるトップアーティストがステージのアーティストを称えるのですが、2021年は新型コロナウイルスの影響もあります。

そんな中グラミー賞受賞に注目を集めていたのが韓国のヒップホップグループ・BTS（防弾少年団）ですが、彼らは受賞にあたって渡米したのでしょうか？

この記事ではグラミー賞2021年でbtsが渡米したのかについて調べたことを書いてあります。

グラミー賞2021BTSは渡米したのか？

結論から先に書くと、BTSは渡米していません。

グラミー賞は毎年アメリカのロサンゼルスで行われています。

BTSはノミネート（最終候補）のみならずパフォーマンスも行うことになりましたが、例年であればステージで直接パフォーマンスをするところを、コロナ禍のもとで渡米したのでしょうか？

実はグラミー賞2021はコロナ対策として無観客で開催され、通常ならステージパフォーマンスを披露するところ、代わって事前収録となりました。

また、収録は3月11日にソウルの永登浦区にある高層ビルで行われたようです。

BTSが本来ステージ上で披露するはずだったパフォーマンスは20年8月に発表した「Dynamite」です。

米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で1位を獲ったことから受賞候補者として有力視されていましたが、惜しくも受賞を逃してしまいました。

BTSがノミネートされたのは最優秀ポップ・パフォーマンス（グループ）賞です。

この賞はポップ音楽のシングルにおいて「優れた歌唱または演奏（パフォーマンス）」をしたアーティストに贈られる賞で、BTSのDynamiteは受賞こそ逃しましたがノミネートされるだけの功績を残したといえます。

また、今回のノミネートは韓国史上初のグラミー賞受賞候補に選ばれたということなのでかなりの快挙と言って良いでしょう。

実はBTSの他にノミネートされたアーティストは名だたる世界的アーティストばかり。

この賞ではソロ歌手がデュエットやコラボした場合も対象になるという特徴があり、トップアーティストがコラボした場合などは受賞に漕ぎつけるのは難しくなります。

グラミー賞2021はコロナ禍の影響で無観客で開催する運びとなりました。

そのためBTSは本来ならステージでパフォーマンスを披露するところ、代わって事前収録した映像を披露したんで渡米はしていません。

受賞こそ出来ませんでしたが同賞で世界のトップアーティストが壁となっていることも踏まえると、韓国史上初のグラミー賞受賞候補としてノミネートされただけでも十分な結果を残したといえるのではないでしょうか？